必ずお読みください
モンゴルでは羊を殺して食肉を得る作業を「羊を出す(khoni gargakh)」と表現します。 ここではその作業の様子を写真で紹介します。日本ではあまり羊を食べませんが、鶏肉や豚肉、牛肉は頻繁に食卓にのぼります。 これらの肉も、方法の違いはあれど、生き物の命を奪って食べていることに違いはありません。 しかし、日本においてはその過程を直に目にすることはほとんどありません。 生き物を食べていると、普段どれだけ意識しているでしょうか。
私はバヤンホンゴルでのホームステイ中に数度、羊と山羊を出すのを間近に見ました。 遊牧民のところから生きた羊をもらって来るところから、食べるところまでの一部始終を目撃し、体験しました。 この写真を撮ったときは見ていただけでしたが、このあと実際に作業を手伝いもしました。 生き物が死んでゆく瞬間というものを、これほどリアルに感じたのは初めてでした。 言葉では表現しづらいのですが、その死を通して生きている実感のようなものを感じました。
写真では伝えきれないでしょう。 しかし、今私に出来るのはこれぐらいです。 食べるということ、生きるということについて、考えをめぐらせてもらえれば幸いです。
はっきり申し上げまして気持ちのいい写真ではありません。 かなり刺激の強い写真ですので、そのことをあらかじめ承知の上ご覧ください。